COOLING

MG-MIDGET/AH-SPRITE ENJINE (A-type unit)クーリング及びメンテナンス

ここでは特にAtype unit のクーリング対策について説明します。

その1)COOLING

 エンジンがノーマルスペックであればノーマルラジエターでオーバーヒートするようなことは有りません。
 ノーマルラジエターでオーバーヒート気味の場合、ラジエターコア内で目づまりを起している可能性が
 高いでしょう。その他に考えられることはサーモスタットの不良、もしくはウオーターポンプの不良が
 原因のはずです。その他にもエンジンの整備不良、たとえばヘッドガスケットが飛んで入ることも考えられます。
 しかしチューニングが有る程度まで進むとどうしても発熱量が増し、追いつかなくなります。特に2番シリンダー
 と3番シリンダー間の飛びはAタイプユニットの弱点とも言えるでしょう。この場合国産のコアに変更するのが
 もっともリーズナブルな方法で3万円程度で改良出来ます。更にその上を行く場合はアルミラジエターに
 変更しますが、この場合,ラジエターグリルより入った風をファンシュラウドにて逃がさないような加工を施す
 ことにより更によい結果をえられます
 私たちのレース用はケータハム用の市販タイプに加工を加え使用しています。
 オリジナルのアルミラジエターを用意していますので、使って見てください。レースカーに限らずAC付きMIDGET
 にも使用していますが、電動ファン塀用で夏場の40℃ほどの渋滞でも大丈夫という結果が出ています。
euro sports arroy radiator

 レース車輌ではエンジン内に小さな気泡が発生し、オーバーヒートの原因になることが有りますが
 この場合ラジエターホース間にスワールポットを追加する事で対処出来ます。ポット内で水を回転させ
 その中からエアーだけを取り出すことが可能になります。

 クーラントに関してはいろいろな商品が出ていますが、当方のレースカーではベースに蒸留水を使用します。
 不純物を含まないと言う点で有効であり、費用もリーズナブルです。これに通常のクーラント液を15%の
 濃度で使用しています。
 


その2)OIL COOLER
 オイルクーラーとの併用によりオーバーヒートを防止することも可能です。当然油温の管理のため
 油温計を必要としますがより安心出来ます。ちなみに油温の限界は130℃です。
 フロントスカートの穴あけ加工はスカート内のオイルクーラーに直接風を当てるための加工です。
 オイルクーラーのホース内にサーモスタットを組み付ければオイルの冷え過ぎを防止出来ます。

イル漏やすく
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