
| その1)GearBoxのトラブル スプリジェットのギアボックスもここに来てだいぶ欠品が目立ち始めています。 そのせいも影響してトラブルも増えてきているような気もしていますが よく起こるトラブルとして 1、ローギアのギア無き 2、セカンドギアからサードギアに変則時のギア鳴り及び変速不能 3、ギアセレクターのロック 1、に関してはご存知ノンシンクロなのである程度のギア鳴りは仕方ないのですが ゆっくり入れても、又は1度セカンドに入れてから入れてみても入りにくいのはギアの交換です 2、についてはシンクロナイズドギアの交換だけですむでしょう。 3、が問題なのですが、エンジンが6500rpm以上回っている時などに突然シフトがロックして 何処にも入らなくなることがあります。場合によっては大変な事故に通じることなので注意が必要です。 この場合、セレクターの消耗により各セレクター同士の隙間が大きくなり セレクターロッドが勢いで隙間に入り込んでしまうためです。 オーバーホール時には特に気をつけなければなりません。 その2) GearBoxのモデファイ スプリジェットのギアボックスには3種類のものが有ります 948cc Smooth Case (ギアボックスケースの上部がフラットな面の物) 1098&1275cc Ribbed Case (ケース上面に格子状のガゼットかある物) 1500cc GearBox (トライアンフEGタイプ) やはり年式的にも948タイプの物が一番トラブリやすく、パーツもほとんどが欠品の様です。 Ribbedタイプにはストレートカットクロスギアセットが用意されているのでこれを組み込むのが得策でしょう。 その3)GearBoxのモデファイ2 上記の様に比較的トラブルの多いギアボックスのためスプリジェット用にアフターパーツを紹介します。 フォード製のミッション(ケータハムの5速)を組み付けるキットでこのキットには Aタイプ用アルミベルハウジング・クラッチセット・ドライブシャフト・取りつけブラケット・メーターケーブル が含まれており、7〜8時間の作業で取りつけ可能です。 クランク側のインプットシャフトのカラーに2種類有るので注意して注文してください。
オプションにて”PROグレード ストレートカット/クロスレシオ”選択可能
CATERHAM 6SPEED GEAR BOX QUAIFE SEQUENTIAL GEAR BOX その5)GearBoxのメンテナンス メインテナンスに関してはそれほど気は使いません。 オイル管理だけまめに見てください、オイルは硬めの鉱物油を推奨します。 初期のタイプはオイルシールを使っていないタイプもありますのでオイル漏れは避けられませんが、 このタイプのミッションはシャフトが回転していればもれないはずです。 |